平素より皆様には格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は2007年の設立以来、コーポレートスローガンである「不動産に変わらない価値を」を実現させるため、都心の好立地にこだわり、
その都心のクオリティにマッチした当社のオリジナルリノベーションブランド「Z-urban(ジー・アーバン)」を日々ブラッシュアップさせることで、変わらない価値をご提供すべく、自己研鑽に努めてまいりました。
直近の2023年6月期(第17期)におきまして、売上高330億を超え創業以来の最高売上、最高収益を共に更新することができました。
また、2026年6月期までの中期経営計画「ゼニアス300(スリーハンドレッド)」も3期前倒しにて達成いたしました。これもひとえに多くの皆様のお力添えの賜物です。心より感謝申し上げます。
当社は都心の高級マンションに軸足を置き、早いもので10年が経ちました。近年では同業他社の方々も多く参入し、非常に活発な取引がなされております。私たちが住む『Tokyo』はグローバルな視点からも、現在の評価より価値のある街であり、世界的に今以上に評価されるべき街だと私は考えます。そこで“海外のクオリティにも引けを取らない真のラグジュアリーを『Tokyo』へ”をコンセプトにし、都心高級マンションのリーディングカンパニーである当社が日本初となる「Molteni&C Residence(モルテーニ レジデンス)」を18期中に発表いたします。
このプロジェクトに携わり、デザインに対する考え方やストーリーの重要性を深く学ぶことができました。
今期(第18期)は新たに5か年の中期経営計画「ゼニアス700(セブンハンドレッド)」を策定いたしました。社名の語源、3つの英単語(zenith, near, genius)のうちの1つであるzenith(頂上)の達成が見えてまいりました。ここに至るまでには社員の力なくして事業拡大はできなかったと思います。この先、新たな目標として「日本一、社員の平均年収が高い企業」を目指し、業容拡大に励み社業に邁進してまいります。
今後も「不動産に変わらない価値を」の追求のために、海外投資家の動向予測を含め、よりグローバルな視点で不動産価値を見抜く力を身につけ、当社オリジナルリノベーションにより付加価値を最大限に高められるよう、常にアンテナを張り、こだわり続けていきたいと思います。
2028年6月期(第22期)までに売上高700億円の中期経営計画を掲げておりますが、それを前倒し達成できるよう、社会経済の変化に対応できる適応力の高い組織作りを推進し、健全に、そして果敢に挑戦してまいります。
今後とも当社へのより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
2023年9月
代表取締役社長 坂口 勇介
ますます需要が拡大する住宅リフォーム市場の中でも、
中古マンションのリノベーション事業というニッチなマーケットに注力